ミニマリストの(@HEBOCHANS)です。
さんざん悩んだGoogle One (Googleドライブの有料版)に加入して、もうすぐ1年が経つのでレビューしたいと思います。
結論、Google Oneにして良かったー!
なのですが、使いにくいところ多めに書きました。
この記事は以下のような方にオススメです。
- 外付けHDDでのデータ管理が不安。
- データをミニマルに管理したい。
- Google Oneへの移行を検討中。
- 実際に使ってる人の意見が聞きたい。
もくじ
外付けHDD → クラウドへ移行
僕は何を隠そうミニマリストなのですが、そもそもミニマリストになったのは地震が怖いからなんです。
正確には地震でモノを失うのが怖い。
その最たるものが外付けハードディスクです。
外付けHDDの特徴とは…
- 振動に弱い。→ データ飛ぶ。
- 静電気に弱い。→ データ飛ぶ。
僕の大事な大事なデータが振動で飛び、静電気でも飛ぶ。
この地震大国 (with 冬)のジパングにおいて、データ管理を外付けHDDだけで行うのは
「ちょいと危険過ぎやしませんか?」
と自問自答しながら2018年10月まで生きてきたのです。
クラウドストレージ料金比較(Dropboxが最安!)
- Dropbox
- iCloud Drive (Apple)
- Google One
- OneDrive (Microsoft)
- Amazon Drive
クラウドストレージと言っても有名なのが5つもあるので、僕も当時とても悩んだ記憶があるのですが、
Googleドライブが新しく生まれ変わり、容量2TBが当時 (2018年10月)最安値の13000円 (1TB → 2TBにお値段据え置き)になったのでGoogle Oneに決めました。
2TBの料金のみで比べてみました。
Dropbox | 2TB / 12000円 / 年 |
---|---|
iCloud Drive | 2TB / 13000円 / 年 |
Google One | 2TB / 13000円 / 年 |
OneDrive | 1TB / 12744円 / 年 |
Amazon Drive | 1TB / 13800円 / 年 |
2019年9月現在はクラウドストレージの雄「Dropbox」が12000円で最安値のようです。
動画多めの方や仕事でも使う方は (2TBで選ぶなら)「Dropbox」「iCloud Drive」「Google One」の三択になりそうです。
クラウドストレージサービス囲い込みの価格競争は今後も起こりそうです。
Google Oneの使い方
加入する前にオンラインストレージってそもそもどんな画面で、どんな風にデータを管理するのか全くイメージできなかったので、そんな人のために実際の画面はこんな感じです。
Google Chromeのブラウザ上でデータをアップロードしたり、ダウンロードしたり、閲覧したりできます。
無料版 (15GBまで)でも同じなので、加入前に触ってみてください。
外付けHDD → Google Oneに1TBのデータ移行にかかった時間
ズバリ丸4日かかりました!笑
しかも2台のPCに、Wi-Fi2回線を使用して、です。
マシーンパワーなどにもよると思いますが、参考にしてください。笑
Google Oneのメリット
- 地震で奪われないという精神的な安息。
- いつでもどこでも、どのデバイスでもデータを管理できる。
- Googleという安心感。
地震で奪われないという精神的な安息
一番はコレです。
僕ほど毎日毎秒、地震に怯えている人にとっては、想像以上の安息でした。
外付けHDDをピンポイントで盗む空き巣が存在するかは不明ですが、家を空ける際の不安要素も1つなくなりましたね。
いつでもどこでも、どのデバイスでもデータを管理できる
加えてWEBの仕事になったこともあり、データのバックアップという観点からも、いつでもどこでもデータをアップロード (セーブ)したり、チェックしたり、ダウンロードできるのは大変便利です。
USBを持ち歩く必要もなくなりました。
Googleという安心感
Googleという (たぶん)なくならない巨大企業がやっている安心感もありますね。(未来人の予言ではGoogleは20XX年にはなくなってるとか、なくなっていないとか。)
これはAppleでもAmazonでもMicrosoftでも同じですかね。
Google Oneのデメリット
- 基本、辞められない。
- フォルダ数・ファイル数がわからない。
- アップロードしにくい時がある。
- 動画をアップロードすると「この動画は処理できません」になることがある。
- 動画に15秒スキップがない。
基本、辞められない(解約 = データ消える?)
辞める = データが消える
と思っていたので、1度入ったら死ぬまで辞めない覚悟で検討していたのですが、公式のヘルプには

解約した場合は、引き続きGoogleドライブのすべてのデータにアクセスできますが、無料容量の上限を超えて新しいデータを作成、追加することはできません。
Google ドライブ: 新しいファイルの同期やアップロードができなくなり、パソコン上の Google ドライブ フォルダと [マイドライブ] の同期が停止します。
とあります。
つまり、消えはしないの?
調べたところ、Googleから
「更新しないと消しますよ?」
的なメールが来るとか来ないとか。
ちなみにGoogle Oneは自動更新で、更新日の45日前にGmailに「更新のお知らせ」が来ました。
フォルダ数・ファイル数がわからない
これは驚いたのですが、アップロードしたフォルダやその中のファイルの数がどこにも表示されないんですね。
外付けHDDと照らし合わせてファイル数確認したいじゃないですか?
調べたらスクリプトを書けば何とかなるみたいです。
アップロードしにくい時がある

画像のように、フォルダの中にフォルダがブラウザいっぱいにある状態で、そこと同列に新しいフォルダをアップロードする場合、既存フォルダの中に新フォルダが入ってしまって、アップロード後に1個前に移動させなきゃならない (伝わります?)ってことがよくあります。
これは単純に僕が不器用だからかもしれません。
動画をアップロードすると「この動画は処理できません」になることがある
動画はたしかにアップロードされていて、ダウンロードすれば再生可能なので、ファイルが壊れているわけではないのですが、加入時に外付けHDDから一気にデータをアップロードした時のみ、この現象が起きました。
単独でアップロードすることで、この問題は解消されました。
ちなみに2時間の動画をアップロードして、処理が終わって、ブラウザ上で観られるようになる目安は1時間〜1時間半です。
30分〜1時間ほどの動画であれば数分で観られるようになります。
動画に15秒スキップがない
(Google傘下の)YouTubeをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
特にスマホで動画を観る場合は不便かもしれません。
Google Oneの特典

- 最大5人の家族とプラン (容量)を共有できる。
- カスタマーサポートが受けられる。
- ホテルでの宿泊料金が最大40%オフになる。(現在は終了?)
- 600円分のGoogle Playクレジットがもらえる。(現在は終了?)
Google Home Miniがもらえた
2019年6月17日よりも前にGoogle Oneに加入していた方限定で「Google Home Miniを無料で進呈します」というメールが来ました。
僕はなぜかもらわなかったんですが…。(この記事を書きながら、いま激しく後悔しています!!)
今後もこういった企画がある可能性は充分ありえますよね。
ローカルガイド特典
Googleのローカルガイドの方には2TBプランが1年間無料になる特典もあったみたいですね。(この記事を書きながら、ローカルガイドの存在を知りました。)
さすがGoogle神…、Google Home Miniのチャンスを神様もう一度だけ。
iTunesの中身をクラウドで管理する
本来の目的はコレでした。
つまり[iTunes Media]フォルダーの場所をGoogle One上のiTunesフォルダのTOPに指定することで、同期の際に外付けHDDを接続する必要もなく、管理が超絶ラクになるのでは!?と考えたのです。
理論上はできると思うのですが、ググってみるとこんな記事が↓
これをやると、音楽ファイルが数曲ずつ消失すると言うのです。しかもAppleの社員も同じ経験があるとか。
なんだか怖いので、今でも同期の際は外付けHDDを接続しています。笑
結局、未だに外付けHDDを持っているのですが、それでもGoogle Oneはオススメです。
外付けHDDの2台持ち (バックアップ)の時は、ここまでの安心感は得られませんでしたから。
おわり
いかがでしたか?
この記事が1つの参考になれば幸いです。
また何か気づいたことがあれば追記したいと思います。
