
Google Oneへの加入を考えてるんだけど、どんな感じ?
実際に何年か使ってる人の話が聞きたい!
こういった疑問に答えます!
本記事の内容
- 【Google Oneとは】Google Driveとの違い
- 5大クラウドストレージ料金比較
- Google Oneの料金プラン
- Google Oneの使い方
- 外付けHDD → Google Oneに1TBのデータ移行にかかった時間
- Google Oneのメリット・デメリット
- Google Oneの特典
- Google Oneを解約するとデータはどうなる?
- Google OneでiTunesを管理できる?
この記事を書いている僕は、さんざん悩んだ「Google One(Googleドライブの有料版)」に加入して、3年が経ちました(2018年10月10日に加入)。
結論、Google Oneにしてよかったー!なのですが、使いにくいところも多めに書きました。
Google Oneについて日本で一番詳しく書いてある記事になっています。
また、Google Oneにはアフィリエイトがないので、そういった意味でも安心して読み進めてください。笑
この記事はこんな人にオススメ
- 外付けHDDでのデータ管理が不安
- データをミニマルに管理したい
- Google Oneへの移行を検討中
- 実際に使ってる人の意見が聞きたい
もくじ
【Google Oneとは】3年使って感じたメリット等をレビュー
- 【Google Oneとは】Google Driveと何が違うの?
- 【Google One 2TBが最安!】料金比較5大クラウドストレージ
- Google Oneの料金プランは6タイプ
- Google Oneの使い方
- 外付けHDD → Google Oneに1TBのデータ移行にかかった時間
- Google Oneのメリット
- Google Oneのデメリット
- Google Oneの特典
- Google Oneを解約するとデータはどうなる?
- Google OneでiTunesを管理する
【Google Oneとは】Google Driveと何が違うの?
Google Oneとは、ズバリ「Google Driveの有料版」の新しい名称です。
画像のように、実際の管理画面にはしっかり「Googleドライブ」とあるので、Googleのクラウドの名称はあくまで「Googleドライブ」です。
Googleアカウントでは15GBの無料のGoogleドライブが誰でも利用できるので、これをアップグレードする際の名称が「Google One」と考えてもらえばオッケイです。
外付けハードディスク → クラウドへ
では、そもそもなぜアップグレードする必要があるのかについてですが、まだクラウドストレージサービスを利用していない方のほとんどは、パソコンに入り切らなくなったデータを「外付けハードディスク」で管理していると思います。
僕もそうだったのですが、この外付けHDD大事な大事なデータを管理するには脆弱すぎます。
外付けHDDの弱点
- 振動に弱い → データ飛ぶ
- 静電気に弱い → データ飛ぶ
大事な大事なデータが振動で飛び、静電気でも飛ぶ。
この地震大国(with 冬)で、データ管理を外付けHDDだけで行うのはあまりに危険すぎるし、1年中ココロ休まる暇がない…。と自問自答しながら2018年10月まで生きてきました(最近は台風などによる水害も心配…)。
今はすっかりミニマリストの僕ですが、最後の仕上げとして遂に外付けHDD → クラウドへ移行することにしたのです。
【極論】私はこうしてコレクターからミニマリストになった。
TOTO 「最高の贅沢」とは買えるのに、あえて買わないこと。 GIGLIO 「ある」より「ない」方が豊かなんだよ。 私はもともと「物欲モンスター」でした。
【Google One 2TBが最安!】料金比較5大クラウドストレージ
5大クラウド
- Google One
- Dropbox
- iCloud Drive(Apple)
- Amazon Drive
- OneDrive(Microsoft)
クラウドストレージと言っても有名なのが5つもあるので、僕も当時とても悩んだ記憶があるのですが、Googleドライブが新しく生まれ変わり、容量2TBが当時(2018年10月)最安値の13,000円(1TB → 2TBにお値段据え置き)になったのでGoogle Oneに決めました。
2TBの料金で比べてみました(OneDriveのみ1TB)
Google One | 2TB/13,000円/年 |
Dropbox | 2TB/14,400円/年 |
iCloud Drive | 2TB/15,600円/年 |
Amazon Drive | 2TB/27,600円/年 |
OneDrive | 1TB/12,984円/年 |
2020年8月現在、「Google One」が年額:13,000円(1,083円/月)で最安値でした。
1年振りに料金を比べ直してみましたが、Google One以外は値上がりしてましたね(Google Oneにしてよかった!)。
1TBまでしかないOneDriveと比べても16円/年しか変わらないので、もはやGoogle One一択です。
Google Oneの料金プランは6タイプ
表は横にスクロールできます
100GB | 250円/月(年額:2,000円) |
200GB | 380円/月(年額:3,800円) |
2TB | 1,300円/月(年額:13,000円) |
10TB | 6,500円/月 |
20TB | 13,000円/月 |
30TB | 19,500円/月 |
Google Oneの料金プランは上記のとおりです。
10TB以上はお得な年額プランがありませんが、なんと!それぞれ以前の半額に値下がりしています。
個人で使うには2TBで十分だと思います。ちなみに僕はこの1年で容量が0.05TB増えました。
Google Oneの使い方
加入する前にオンラインストレージってそもそもどんな画面で、どんな風にデータを管理するのか全くイメージできなかったので、そんな人のために実際の画面は画像のとおりです。
Google Chromeのブラウザ上でデータをアップロードしたり、ダウンロードしたり、閲覧したりできます。
無料版(15GBまで)でも同じなので、加入前に触ってみてください。
外付けHDD → Google Oneに1TBのデータ移行にかかった時間
ズバリ丸4日かかりました!笑
しかも2台のPCに、Wi-Fi2回線(無線)を使用して、です。
マシーンパワーなどにもよると思いますが、参考にしてください。
Google Oneのメリット
良いところ
- 地震で奪われないという精神的な安息
- いつでもどこでも、どのデバイスでもデータを管理できる
- Googleという安心感
地震で奪われないという精神的な安息
一番はコレです。僕ほど毎日毎秒、地震に怯えている人にとっては、想像以上の安息でした。
外付けHDDをピンポイントで盗む空き巣が存在するかは不明ですが、家を空ける際の不安要素も1つなくなりましたね。
いつでもどこでも、どのデバイスでもデータを管理できる
加えてWEBの仕事になったこともあり、データのバックアップという観点からも、いつでもどこでもデータをアップロード(セーブ)したり、チェックしたり、ダウンロードできるのは大変便利です。
USBを持ち歩く必要もなくなりました。
Googleという安心感
Googleという(たぶん)なくならない巨大企業がやっている安心感もありますね(未来人の予言ではGoogleは20XX年にはなくなってるとか、なくなっていないとか)。
これはAppleでもAmazonでもMicrosoftでも同じですかね。
Google Oneのデメリット
使いにくいところ
- フォルダ数・ファイル数がわからない
- 動画をアップロードすると「この動画は処理できません」になることがある
- 動画に15秒スキップがない
フォルダ数・ファイル数がわからない
これは驚いたのですが、アップロードしたフォルダやその中のファイルの数がどこにも表示されないんですね。
外付けHDDと照らし合わせてファイル数確認したいじゃないですか?
調べたらスクリプトを書けば何とかなるみたいですが、アップデートして欲しいですね。
Googleドライブのフォルダに含まれるファイル数を確認する方法(要マクロ)
ほとんど、以下の参考サイトのマルパクリで恐縮なのだが。
動画をアップロードすると「この動画は処理できません」になることがある
動画はたしかにアップロードされていて、ダウンロードすれば再生可能なので、ファイルが壊れているわけではないのですが、加入時に外付けHDDから一気にデータをアップロードした時のみ、この現象が起きました。
単独でアップロードし直すことで、この問題は解消されました。
ちなみに2時間の動画をアップロードして、処理が終わって、ブラウザ上で観られるようになる目安は1時間〜1時間半です。30分〜1時間ほどの動画であれば数分で観られるようになります。
動画に15秒スキップがない
(Google傘下の)YouTubeをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
特にスマホで動画を観る場合は不便かもしれません。
これもアップデートして欲しいポイントですね。
Google Oneの特典
Google Oneの特典一覧
- 最大5人の家族とプラン(容量)を共有できる
- カスタマーサポートが受けられる
- 600円分のGoogle Playクレジットがもらえる(有効期限あり)
- YouTube Premiumが3ヶ月無料体験できる(有効期限あり)
- ホテルでの宿泊料金が最大40%オフになる(現在は終了)
【Google Oneの特典】ファミリー共有できる
家族5人で容量を分け合えるのは有り難いですよね。
2TBでも1家庭で13,000円/年(1,083円/月)と考えたら、だいぶ安いのではないでしょうか?
ファミリーといっても本当の家族である必要はなく、条件は下記です。
ファミリーグループ参加条件
- Googleアカウントを持っている。ただし、職場や学校など他の組織で使用しているアカウントでは参加できない
- 管理者と同じ国に住んでいる
- 他のグループに属していない(参加できるグループは1つだけ)
- 過去12ヶ月間に他のグループに参加していない
もちろん全データが共有されるわけではなく、各自のデータは許可なく共有されることはありません。
カスタマーサポートは「チャット」「メール」「電話」のいずれかで応えてもらえます。早くて当日、遅くても次の日には返事が来ますよ。
600円分のGoogle Playクレジットは有効期限(約9ヶ月)がありましたが、無事使わせていただきました。
また、2年目(2020年)にYouTube Premiumの3ヶ月無料体験のお知らせがGmailで来ました。こちらも有効期限あり(約5ヶ月以内に開始すること)です。
Google Home Miniがもらえた
2019年6月17日よりも前にGoogle Oneに加入していた方限定で「Google Home Miniを無料で進呈します」というメールが来ました。
僕はなぜかもらわなかったんですが…(この記事を書きながら、いま激しく後悔しています!!)。
今後もこういった企画がある可能性は充分ありえますよね。
Googleローカルガイド特典
Googleローカルガイドの方には2TBプランが1年間無料になる特典もあったみたいですね(この記事を書きながら、ローカルガイドの存在を知りました)。
さすがGoogle神…、Google Home Miniのチャンスを神様もう一度だけ。
Google Oneを解約するとデータはどうなる?
これめちゃくちゃ気になりますよね?
と思っていたので、1度入ったら死ぬまで辞めない覚悟で検討していたのですが結論、解約してもデータは消えません(今のところ)!消えないどころかダウンロードもできます(今のところ)!
解約後のデータの取り扱い(2021月5月31日まで)
- アップロード済みのデータは破損、削除されることはない
- アップロード済みのデータへのアクセス、ダウンロードもできる
これに関して2020年12月にGoogleより新たなポリシーが発表されました。
2021年6月1日以降、ストレージの割り当てを超える状態が2年以上にわたって続いた場合
- Gmail:メールがすべて削除される可能性があります
- Gドライブ:ストレージを使用しているサービスで保存しているコンテンツが削除される可能性があります
- Googleフォト:写真と動画がすべて削除される可能性があります
解約後のデータの取り扱いについては上記のとおりです。
「2021年6月1日以降、ストレージの割り当てを超える状態が2年以上にわたって続いた場合」とあるので、2023年6月1日以降に15GBを超えるデータは削除される可能性が出てきました。
解約すると出来なくなる事は下記です。
解約すると出来なくなる事
- Gmail:メールの送受信ができなくなる
- Gドライブ:新しくデータをアップロードできなくなる
- Gドライブ:アップロード済みのデータのファミリー共有
- Gドライブ:GoogleドライブとPC上の(ローカル)フォルダの同期が停止される
- Gドライブ:Googleドキュメントやスプレッドシートなどが新規作成できなくなる
- Googleフォト:写真や動画を元の画質でアップロードできなくなる
- Googleフォト:容量が不足している場合、写真や動画を高画質またはエクスプレス画質でアップロードできなくなる
出来なくなる事も考慮すると、解約前に15GB以下に容量を減らした方が良さそうですね。
また、Google Oneは自動更新なので解約手続きを行わない限り、解約されません。
解約手続き後は日割り計算されるわけではなく、請求対象期間の末日まで各サービスは有効になります。なので自動更新が怖い方は入会して、すぐ解約してしまえば安心です。
ちなみに「更新のお知らせ」は更新日の45日前にGmailで来ました。
Google OneでiTunesを管理する
本来の目的はコレでした。
つまり[iTunes Media]フォルダーの場所をGoogle One上のiTunesフォルダのTOPに指定することで、同期の際に外付けHDDを接続する必要もなく、管理が超絶ラクになるのでは!?と考えたのです。
理論上はできると思うのですが、ググってみるとこんな記事が↓
PCのバックアップを考える!クラウドで自動化するのだ | iSchool合同会社
DropboxやGoogleドライブのようなオンラインストレージを使って、PCデータのバックアップを取るのが普及してきましたよね。
音楽をクラウドで管理するメリットとデメリット | iSchool合同会社
音楽はPCで管理してますか?それともクラウドで管理してますか?PCで管理している方も多いかもしれませんが、今日は音楽をクラウドで管理するメリットとデメリットを紹介します。
これをやると、音楽ファイルが数曲ずつ消失すると言うのです。しかもAppleの社員も同じ経験があるとか。
なんだか怖いので、今でも同期の際は外付けHDDを接続しています。笑
結局、未だに外付けHDDを持っているのですが、それでも「Google One」はオススメです。
外付けHDDの2台持ち(バックアップ)の時は、ここまでの安心感は得られませんでしたから。
まとめ
いかがでしたか?本記事が1つの参考になれば幸いです。
せっかく沢山の方に読んで頂けているので、また何か気づいたことがあれば追記したいと思います!

